J1名古屋に罰金200万円 Jリーグに誤った報告
Jリーグは30日、理事会を開き、J1名古屋に対して、罰金200万円とけん責の処分を下したと発表した。
名古屋は新型コロナウイルス感染者が多発し、管轄保健所から活動停止の指導を受けたとJリーグに誤った報告を行い、7月16日の川崎戦(豊田ス)の中止を決定させた。
野々村芳和チェアマン(50)は「試合開催の可否が軽んじられた」と厳しく指摘。調査の結果、名古屋の虚偽報告は故意とは認められなかったが、「事実認定の中で科せる最大限の数字」と懲罰に踏み切ったと明かした。
中止となった川崎戦は名古屋の本拠地で9月14日に行われる。当時は禁止されていた「声出し応援」も可能となり、後味の悪さを残した。