森保監督 独遠征不参加でもW杯「選ばれる可能性ある」負傷離脱の大迫は「まだ分からない」
欧州視察を行っているサッカー日本代表の森保一監督(54)が2日、滞在先のドイツからオンライン取材に応じ、負傷離脱中のFW大迫勇也(32)=神戸=について「詳しいコンディション、状況は把握できてない」とした上で、ドイツ遠征2試合での招集に関しても「現段階ではまだ分からない」と語った。
大迫は先月22日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の全北戦でメンバー外となり、同28日に神戸市西区のいぶきの森球技場で行われた公開練習でも別メニュー調整だった。神戸の吉田孝行監督(45)はこの日、京都戦(3日・サンガS)に向けたオンライン取材で「あの時の練習と状況は変わっていない」と欠場を示唆した。
日本は23日に米国、27日にエクアドルと、いずれもドイツ・デュッセルドルフで対戦する。W杯本大会のメンバー発表へ最後の実戦機会となるが、大迫の招集は不透明な状況が続いている。森保監督はドイツ遠征に参加できなかった選手についても「(本大会に)選ばれることは可能性としてある」と明言した。