クライファートJ r. ブレグジットで急遽バレンシアへ移籍先変更

 オランダ代表のFWジャスティン・クライファートがバレンシア(スペイン)にレンタル移籍が決定。もっとも移籍市場最終日の降って湧いたドタバタ劇はイギリスの欧州連合離脱(ブレグジット)の余波を受けたものだったという。スペインのスポーツ紙、マルカなど複数メディアが伝えている。

 報道によると、所属元のローマ(伊)で戦力外になっているクライファートはレンタル移籍先を探しており、フルハム(イングランド)へレンタル移籍することで合意していたという。しかしフットボール・アソシエーション(FA)がブレグジット後の要件を満たしていないとして承認しなかったため実現に至っていなかった。こうして元オランダ代表選手の息子は、父もプレーしたバレンシアへ加入することになった。

 一方のバレンシアは昨季レンタル獲得していたスペイン代表MFブライアン・ヒルのレンタル継続で数週間前に合意していたものの所属元のトッテナム(イングランド)が放出を拒んだため替わりの選手を探していた。

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