鹿島FW鈴木優磨と神戸MF扇原貴宏がエキサイト ボール争奪戦めぐり激しく言い争う
「天皇杯・準々決勝、神戸-鹿島」(7日、ノエビアスタジアム神戸)
両チーム無得点で迎えた後半10分、中盤でのボールの争奪戦で鹿島FW鈴木優磨と神戸MF扇原貴宏がエキサイトし、あわや乱闘かという場面が生じた。
中盤でボールをキープする鈴木に、果敢に扇原が奪いにいく。激しい攻防を見せたが、ユニホームをつかまれて動きを封じられた鈴木が怒り、猛然と歩み寄る。扇原も退かず、両者額をつけて激しく言い争い、お互いチームメートに引き離された。扇原にはイエローカードが出された。冷静さを取り戻した両者は握手をしてプレーを再開した。
その後、鈴木は後半12分にゴール前での折り返しを頭で合わせて先制ゴール。結果を残して後半30分に交代した。
この試合、神戸は3日の京都とのリーグ戦(サンガS)からスタメン9人を変更。17位と降格危機にあるリーグ戦を見据えて主力の大半は温存となった。