J1横浜M 快勝で首位返り咲いた 今季9点目の西村拓真「ここからどんどん強くなる」

 後半、ゴールを決め喜ぶ横浜M・西村拓真(撮影・金田祐二)
 前半、湘南・杉岡大暉(左)と競り合う横浜M・水沼宏太(撮影・金田祐二)
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 「明治安田生命J1、横浜M3-0湘南」(7日、日産スタジアム)

 横浜Mが3発で“神奈川ダービー”を制した。公式戦6試合ぶりの勝利で再び首位に浮上した。

 前半から攻め込みながら得点を奪えず0-0で折り返した。均衡を破ったのは後半11分だった。FW西村拓真が相手の最終ラインにプレッシャーをかけるとミスを誘発。ボールをカットしたアンデルソンロペスからのパスで裏に抜け出すと冷静に右足で先制点を決めた。

 「決められて良かった。チャンスはありましたし、そういうところで責任を果たしたいと思っていた。味方が多くチャンス作るように自分がチャンスを決めきるというところはもっと増やしていきたい」。自身リーグ戦では7月6日の広島戦以来6試合ぶりのゴール。今季9点目で得点ランキング4位タイとなった。

 同25分にはFWアンデルソンロペスのPKで2-0。同44分には途中出場でJ1デビュー戦となった今夏新加入のFWヤンマテウスがチーム3点目を挙げた。「デビュー戦で決めるのは夢でした。幸せな気持ちでいっぱいです」と喜んだ。

 8月には公式戦未勝利でルヴァン杯やACLの敗退と悔しさを味わったが、中断期間には自分たちのサッカーを再確認。西村は「ここからどんどん強くなると思う」と再び優勝に向かって走り出した。

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