堂安が公式戦2戦連発 守備網こじ開け会心ゴール フライブルク白星スタート
「欧州リーグ・一次リーグG組、フライブルク2-1カラバフ」(8日、フライブルク)
開幕し、G組でフライブルク(ドイツ)のMF堂安律(24)はカラバフ(アゼルバイジャン)戦で1-0の前半15分に追加点を決めた。公式戦2試合連続ゴール。終了間際まで出場し、チームは2-1で競り勝った。
堂安が公式戦2試合連続で勝利を決める貴重な1点をたたき出した。1点リードの前半15分に得意の左足で会心のゴールを挙げ、2-1で逃げ切り勝ち。シュトライヒ監督を「初戦を勝利で飾ることができてよかった」と喜ばせた。
昨季、アゼルバイジャンでリーグとカップの2冠を果たしたカラバフの守備網を個人技でこじ開けた。右から小刻みなドリブルで切れ込み、狙い澄ましたシュート。ゴールまで距離はあったが、GKが精いっぱい伸ばした右手も届かず、左隅へ吸い込まれた。
3日の国内リーグ、レーバークーゼン戦ではチームを首位に浮上させる決勝点。この日はPSVアイントホーフェン時代を含め、欧州リーグ9試合目で初ゴールを刻んだ。24歳のアタッカーが、フライブルクを上昇気流に乗せている。