神戸FWムゴシャがモンテネグロ代表に選出「勝って気持ちよく代表に参加したい」
J1神戸は12日、FWステファン・ムゴシャ(30)が欧州ネーションズリーグのモンテネグロ代表に選出されたことを発表した。23日(日本時間24日)にボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦(ゼニツァ)、26日(日本時間27日)にフィンランド代表戦(ポドゴリツァ)が予定されている。
ムゴシャは今夏に韓国Kリーグ1部・仁川から加入。移籍前まで今季のKリーグでは17試合14ゴールで得点ランク首位に立っていただけに、神戸でも得点量産が期待されたが、加入後初ゴールをまだ決めることができていない。先発した8月22日のACL全北戦(埼玉)では延長戦まで120分間プレーしたが、その後は公式戦3試合連続でメンバー外となっている。
モンテネグロ代表ではこれまで国際Aマッチ43試合出場15得点を決めている。ムゴシャはクラブを通じて次のようにコメントした。「代表に呼ばれることは、毎回幸せなことで誇りに思います。代表での直近の4試合は、良いプレーもできていて結果も出ています。次のアウェイでのボスニア・ヘルツェゴビナとの試合に勝つことができればその時点でのリーグの1位になることができ、代表にとって大きなことを成し遂げられる大きなチャンスになります。神戸というチームから代表に選出されたことも嬉しいですし、クラブを代表してプレーしてきたいと思います。ただ、まずは目の前のホームでの2試合に集中してサポーターの前で必ず勝って気持ちよく代表に参加したいです」。代表合流前に神戸ではFC東京戦(14日・ノエスタ)、G大阪戦(18日・ノエスタ)が控えている。チームは17位と自動降格圏に低迷しているだけに正念場のホーム連戦となる。