J1横浜M西村拓真 左足関節外側靱帯損傷の診断で全治4~6週 福岡戦でタックル受けて負傷
J1首位を走る横浜Mは13日、福岡戦(10日、日産スタジアム)で負傷したMF西村拓真(25)について神奈川県内の病院で検査を受け、左足関節外側靱帯損傷で全治4~6週間と診断されたことを発表した。
西村は前半6分に相手DF奈良竜樹から左足首付近にスパイクの裏でタックルを受けた。その影響で同24分にはプレーが続行できず、自らピッチに座り込みMF藤田譲瑠チマと途中交代し、担架で運ばれた。
同14分には決勝点となったFWアンデルソンロペスのゴールを負傷を抱える左足でアシストしていた。今季はここまでリーグで9ゴールを挙げて得点王も狙える位置につけており、横浜Mの攻撃をけん引していただけにチームにとっても痛手となった。
奈良の西村へのプレーはノーファウルの判定だったこともあり、試合後にケビン・マスカット監督は「彼のケガが本当につらいですし、悔しいです。あれ(奈良のタックル)が意図的ではなかった事故だとしても(ファウルなど)何もないのは信じがたい」と心境を明かし、「映像で見ると鮮明に映っている局面でした。西村はこれで何週も外れるかと思います。残念です」と話していた。