C大阪FW上門の強烈ドライブシュートで先制もドロー 後半浦和の猛攻浴びる

 前半、先制ゴールを決めるC大阪・上門(撮影・和田康志)
 前半、先制ゴールを喜ぶC大阪イレブン(撮影・和田康志)
 後半、同点ゴールを決めた浦和MF・小泉佳穗(8)=撮影・和田康志
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 「ルヴァン杯・準決勝第1戦、C大阪1-1浦和」(21日、ヨドコウ桜スタジアム)

 J1C大阪がFW上門知樹(25)のゴールで先制したが、後半に失点して初戦を引き分けた。第2戦は25日に埼玉スタジアムで争われる。

 前半2分、電光石火の先制ゴールが決まる。MF奥埜の縦パスを敵陣エリア手前で受けた上門が反転して迷わず右足を振り抜く。得意とする強烈なドライブシュートがゴール右上に決まった。

 しかし後半は浦和の猛攻を浴びる。8分にMF伊藤のシュートをGK清水がセーブしたが、詰めていたFW小泉に押し込まれて同点に。その後も押し込まれる展開が続いたが、何とか耐えた。

 C大阪は好調のFWタガートがオーストラリア代表、副将のDF西尾がU-21日本代表欧州遠征メンバーに招集されて不在。守護神のGK金鎮鉉も17日の磐田戦(ヤマハ)に続き欠場となった。磐田戦で負傷したMF清武や、U20アジア杯予選に出場していたFW北野も合流直後であり、ベストとはいえない陣容。その中で引き分けてアウェーでの第2戦に望みをつないだ。

 浦和には今季リーグ戦でシーズンダブルを達成。5月のホーム戦はMF清武とMF毎熊のゴールで2-0。9月のアウェー戦もFW加藤のゴールで1-0で勝利している。

 また準優勝した昨年のルヴァン杯でも準決勝に対戦しており、アウェーの初戦をFW山田のゴールで1-1で乗り切り、ホームでの2戦目を加藤のゴールで1-0で突破している。

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