C大阪・森島社長を松井市長が激励「まずは広島焼きを食うて」国立でルヴァン杯決勝
J1C大阪の森島寛晃社長(50)が30日、クラブが取り組んでいる読書推進活動で「子供の読書活動優秀実践団体文部科学大臣表彰」を受賞した報告に大阪市を表敬訪問した。松井一郎市長(58)からは決勝に進出しているルヴァン杯でのタイトル獲得に猛烈な激励を受けた。
準決勝で浦和を撃破したC大阪は2年連続で決勝に進出。10月22日に国立競技場で行われる決勝では広島とタイトルを争う。改修後の国立での試合はクラブ初。「新国立でタイトルを獲得したい」と森島社長は力を込めた。
松井市長は対戦相手が広島であることから「まずは広島焼きを食うて」と笑わせると、現在4位のリーグ戦でも優勝を目指すよう厳命。「御堂筋を止めるのは大変やで」と言いながらも「リーグ優勝したら何かやるよ」と2冠獲得ならパレード実施の可能性も口にした。
クラブは19年から大阪市立図書館、堺市教育委員会と協働して「読書推進プロジェクト 本を読んで、人生を豊かに」に取り組んでいる。大阪市立小学校全児童へのオリジナル読書手帳配布、ホームゲームでの選手によるおすすめ本紹介などを実施してきた、4月に文部科学大臣表彰を受けた。森島社長は「みんなで活動したことが評価されこのような賞をいただけて大変うれしく感謝しております。継続してやっていくことが大事ですので、引き続きやっていきたいと思っております」と話した。