神戸・武藤“カズ魂”でJ1残留導く 現地観戦で刺激「11」番に「恥じぬプレーを」
J1神戸FW武藤嘉紀(30)が30日、福岡戦(1日・ベススタ)を前にオンライン取材に応じ、“カズ魂”でJ1残留を導く決意を示した。先月あこがれのJFL鈴鹿ポイントゲッターズFW三浦知良(55)の試合を現地観戦。大きな刺激を受けたことを明かした。
神戸の「11」を継承する武藤が力を込めた。「レジェンドのつけた番号に恥じぬプレーをして、何が何でも神戸をJ2に落としてはならない」。
9月25日は神戸での公開練習を終えると、サンガスタジアムに直行。神戸加入前から交流のあるカズを応援した。「年を重ねてもサッカーに対する情熱、自分に負けたくない、ピッチでプレーしたいという欲がある。かなり自分にもプラスに働いた」と奮い立った。
13位神戸と14位福岡の対決。「ゴールを決めてチームの助けになることができればベスト。とにかく自我よりもチームのために泥くさくプレーするのが第一優先」。全力で勝利だけを目指す。