カズ 日本代表の注目選手は鎌田 W杯8強へ「すごく必要」“幹となる意志”感じた
サッカーJFL鈴鹿のカズことFW三浦知良が3日、都内で行われた「ハイセンスがFIFAワールドカップを面白くするプロジェクト発表会」に出席し、自身が注目する選手に日本代表では鎌田大地(Eフランクフルト)、世界では交流があるブラジル代表のネイマール(パリ・サンジェルマン)を挙げた。
ドイツ1部リーグでプレーする鎌田は、ボールをキープする力、パス、シュートと攻撃のあらゆる面で高い能力を発揮しており、9月の日本代表・米国戦でも得点を決め存在感を増している。
久保、三笘も注目しているとした上で、「日本のベスト8進出には鎌田選手の力がすごく必要かなと思いますね」と語ったカズは、「枝ではなく幹となって自分が引っ張るというかね、やるんだという意志」と9月の代表戦での鎌田から感じ取ったという。
長年の日本の戦いぶりを踏まえ、「攻撃で日本はW杯でも、点をどうやってとるかっていうのが重要になってくると思うんです」という視点から、「点もとれるし、アシストもできるし、ゲームもつくれるっていう。流れを見れるっていうオールラウンドに今活躍できる選手だと思いますので」と絶賛していた。
優勝国予想は、自身がプロとしてのキャリアをスタートさせたブラジルを挙げた。自身が所属していたサントス出身であるネイマールへの思いが特に強く、ブラジル国内でペレ、ロマーリオ、ロナウドといったレジェンド選手たちを超える評価を得るためにも、W杯のタイトルが必要になるとした。「ネイマールのためにもブラジル、優勝してほしいな」と予想というよりも、自身の願望に重きを置いていた。