森保監督「26人だいたい固まっている」 負傷離脱中の浅野・板倉はぶっつけ招集も

 欧州から帰国し、取材に応じる森保一監督
 板倉滉
 浅野拓磨
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 サッカーのW杯カタール大会(11月20日開幕)に出場する日本代表の森保一監督(54)が4日、欧州での一連の活動を終えて41日ぶりに帰国した。成田空港で取材に応じ、負傷中のFW浅野拓磨(27)=ボーフム、DF板倉滉(25)=ボルシアMG=について、11月1日のW杯メンバー発表までに実戦復帰できない場合でも選出する可能性を示唆した。また、本大会に臨む26人は「だいたい固まっている」と語った。

 胸中に秘めている26人から、浅野と板倉の名前は外せない。森保監督は膝を負傷している2人について「プレーできるということが確認できれば、本大会に招集する可能性はある」と言及した。

 浅野と板倉はW杯メンバー決定前最後の2連戦を欠場したが、森保監督は「W杯までに治せる、復帰できるだろうと聞いている」と説明した。「リーグ戦でプレーできているところを見られればベスト」としながらも、11月1日に予定されているメンバー発表までに実戦復帰できない場合でも選出する可能性を示唆。「W杯本大会に向けて、いい状態でプレーできるのであれば(招集を)考えたい」と“ぶっつけ本番”の起用も視野に入れた。

 また、今月1日の試合で途中交代した遠藤航(シュツットガルト)に関しては「長期の離脱ではなく比較的早く復帰できると聞いている」と見通しを語った。

 26人を発表する“運命の日”は28日後に迫るが「だいたい固まっている」と明言。「(前回)ロシアW杯も含め、4年間かけてチーム作りをしてきてのメンバー選考。改めて一から考えるということではない。大枠としては決まっている」と自身の考えを強調した。

 8月24日に出国し、ドイツ・シュツットガルトでの代表活動と欧州視察を終え、41日ぶりに帰国。「W杯に向けての自信につながる活動だった」と総括した。残された時間で“ラストピース”となる負傷者の復帰を待つ。

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