広島が120分間の激闘制し決勝進出 ルヴァン杯に続き天皇杯もファイナルへ

 後半、同点ゴールを決め、喜ぶ京都・イスマイラ(手前)=サンガS
 延長前半、攻め込む広島・住吉(左)=サンガS
 延長前半、ゴールを決め、喜ぶ広島・ベンカリファ(左から3人目)ら=サンガS
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 「天皇杯・準決勝、京都1-2広島」(5日、サンガスタジアム)

 敵地に乗り込んだ広島が120分間の激闘を制し、2013年シーズン以来9大会ぶりの決勝進出を決めた。すでにファイナル進出を決めているルヴァン杯に続き、2冠に前進した。

 リーグ3位の広島が立ち上がりから猛攻を仕掛ける中、前半36分にMF満田が入れたボールが、エリア内でブロックした京都DFメンデスの手に当たる。これがVARの介入を経て、PKの判定となった。PKをFWドウグラス・ヴィエイラが決めて前半40分に広島が先制した。しかし後半34分に京都が途中出場のFWイスマイラのゴールで追いつき、延長戦に突入する。

 延長前半5分、MFエゼキエウのヒールでのスルーパスに、FWベンカリファが反応。裏に抜け出し、右足でゴール左隅に決勝点を決めた。最後はメンデスを前戦に置き、GKウッドまで攻撃参加を見せた京都のパワープレーをしのいだ。

 1日のリーグ戦から京都がスタメン11人を全員変更したのに対し、広島はDF塩谷をDF野上に変更しただけ。リーグ3位と好調なチームの勢いが止まらない。

 天皇杯は前身の東洋工業時代に3度優勝しているが、Jリーグ発足後は5度決勝に進みながらもすべて準優勝に終わっている。6度目での頂点、そして2冠を目指す。

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