横浜Mの優勝決定は持ち越し 7試合ぶり敗戦で今季ホーム初黒星
「明治安田生命J1、横浜M0-2G大阪」(8日、日産スタジアム)
横浜Mの3年ぶり5度目の優勝決定は次節にお預けとなった。G大阪に先制点を許し、後半にも追加点を奪われて力尽きた。
立ち上がりから17位のG大阪に対してボールを保持。前半1分には連続コーナーキックを得るなどゴールに迫っていた。だが、同8分には相手のFW宇佐美貴史のコーナーキックをMFダワンに折り返され、最後はMFファンアラーノにヘディングでゴールを奪われた。
同38分にはMF水沼宏太が決定機を迎えたがものにできず。主導権を握りつつも引いて守備を固めるG大阪からゴールを奪えず0-1とリードを許して前半を折り返した。
今季リーグ戦のホームでは無敗で10連勝も達成した強さを誇り、簡単には負けないはずだった。後半19分にはMF藤田譲瑠チマ、MF西村拓真、FW仲川輝人を同時投入。勢いをさらにつけ、完全に押し込む試合展開ながら1点が遠く相手の効果的な逆襲を受ける。同34分にまたしても宇佐美のコーナーキックの流れからFWパトリックに追加点を奪われた。
優勝には3点が必要な状況となったが最後までゴールを割ることはできなかった。リーグ7試合ぶりの敗戦でホームでは今季初黒星にもなった。