J1川崎 わずか2分間で逆転劇 4試合ぶり勝利で首位横浜Mと勝ち点5差

 後半、チーム3点目のゴールを決め、満面の笑みを見せる川崎・小林
 後半、ヘディングで同点ゴールを決める川崎・山村(右端)
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 「明治安田生命J1、川崎3-2清水」(8日、等々力陸上競技場)

 川崎が逆転で4試合ぶりの勝利を挙げ、首位横浜Mと勝ち点5差に詰め寄った。

 先制点は前半28分。右CKのこぼれ球を拾ったMF遠野大弥がペナルティーエリア外から左足を強振し、清水の日本代表GK権田修一の壁を破った。

 後半4分と12分に失点し、一時は逆転を許したが、同31分に右CKからDF山村和也が打点の高いヘディングをゴール左隅に決めて同点とした。

 畳み掛ける川崎は後半33分、日本代表DF山根視来の右クロスをFWマルシーニョが折り返し、FW小林悠が体勢を崩しながら右足を合わせた。1点を追う展開からわずか2分間で試合をひっくり返す怒濤(どとう)の逆転劇を演じた。

 川崎は前節札幌戦(1日)で負傷したGK鄭成龍、DFジェジエウ、車屋紳太郎が欠場。MFチャナティップ、大島僚太らも含めたケガ人が相次ぎながらも、本拠地で王者の意地を示した。

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