J1横浜M2連敗 次節にも首位陥落の可能性 マスカット監督「なかなか難しい時期」

 前半、厳しいディフェンスを受けボールを奪われた横浜M・西村(撮影・高石航平)
 後半、頭を抱える横浜M・マスカット監督(撮影・高石航平)
 後半、シュートを外し悔しがる横浜M・藤田(撮影・高石航平)
3枚

 「明治安田生命J1、横浜M0-1磐田」(12日、日産スタジアム)

 横浜Mは残留争いをする磐田にまさかの黒星を喫した。敗れた前節8日のG大阪戦に続き、下位相手に今季初2連敗。2位の川崎と最大8差あった勝ち点は2試合で2差に迫られた。ケビン・マスカット監督は「(G大阪戦と)ほぼ同じような形になってしまった。ゴールを奪うこと以外はできた。今シーズンの中でもなかなか難しい時期。フラストレーションのたまる試合」と総括した。

 前半から試合を支配しながら1点が遠かった。MF水沼宏太は「ゴールをこじ開けないといけない」と無得点に終わったことを悔やんだ。得点を欲して攻め込む姿勢がより強くなった後半39分にカウンターから一瞬の隙を突かれ決勝点を奪われた。

 シーズン10連勝も達成するなどしていた日産スタジアムで3試合連続勝ちなしと足踏みが続く。川崎の快勝により次節の浦和戦(29日、日産スタジアム)にも王座陥落の可能性が出てきた。主将のMF喜田拓也は「シンプルに力が足りないだけ本当に上にいる価値があるのか試されている。」と受け止め、「まだ甘い、足りないということを自覚して勝つための準備をしたい」と語った。

 残り2試合。次節で勝利し、川崎が引き分け以下ならJ1制覇が決まる。「結果が出ていないのは受け止めてやっていかないといけない。でもまだ自分たちはまだ1位です。まだ何も終わっていない」と指揮官。3年ぶり5度目となる優勝間近で訪れた試練を前向きに越えていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス