セルティック 欧州CL1次L敗退決定 古橋不発、前田逸機、旗手ロスト…
「欧州CL・1次リーグ、セルティック0-2ライプチヒ」(11日、グラスゴー)
第4戦が行われ、F組で古橋亨梧(27)らの所属するセルティック(スコットランド)はホームでライプチヒ(ドイツ)に0-2で敗れ、1分け3敗の勝ち点1で2試合を残して敗退が決まった。先発した古橋、旗手怜央(24)、前田大然(24)は後半途中に退いた。
セルティックは試合巧者のライプチヒに力の差を見せつけられた。前半の度重なる好機を生かせず、終盤に2失点して早々に決勝トーナメント進出の可能性が消えた。1次リーグで無得点が続く古橋は「まだまだ僕も実力不足」と痛感した。
開始1分にクロスを頭で合わせた前田のシュートは決まらず、前半29分の好機でも古橋のヘディングが枠を外れた。中盤で旗手がボールを失う場面も目立ち、試合の流れをつかみ切れなかった。相手がギアを上げた後半30、39分に失点。前田は「差がないようで、ある」と表現した。
昨夏に横浜Mから引き抜いたポステコグルー監督の志向する攻撃サッカーで昨季スコットランド王者となり、今季も首位を走る。しかし、欧州最高峰の舞台では通用しなかった。前田は「欧州で結果を残さないと(スコットランドの)リーグは弱いと思われてしまう」と率直に語った。
残り2試合は欧州リーグに回る3位が目標となる。古橋は「チームが勝つために自分なりにもがいてやり続けたい」と奮起を誓った。