元日本代表・工藤さん早すぎる死に衝撃 サッカーでは11年、松田さんが急性心筋梗塞で急死
サッカー元日本代表でJ3宮崎のFW工藤壮人(くどう・まさと)さんが21日、午後2時50分に死去した。同日、クラブが発表。32歳だった。
古巣のJ1柏、広島が心痛の追悼をするなど、ショックが広がっている。
サッカー界では元日本代表でJFL(日本フットボールリーグ)松本山雅に所属したDF松田直樹さんが2011年8月、練習中に倒れて急死した。34歳の若さだった。急性心筋梗塞で心肺停止となり、集中治療室(ICU)に運び込まれたが、容体は回復せず、息を引き取った。
プロ野球では剛速球を武器に「炎のストッパー」と呼ばれた広島の津田恒美投手が在籍中に脳腫瘍を発症し、1993年7月に亡くなった。32歳の若さだった。津田さんが教訓とした「弱気は最大の敵」の言葉は今も多くの投手に刻まれる。
2000年、当時ダイエーの藤井将雄投手が肺がんのため31歳で亡くなった。
2021年8月には中日の木下雄介投手が練習中に意識を失い、心肺停止となり、病院に搬送されたが、帰らぬ人となった。27歳だった。
大相撲では2020年5月、元三段目力士の勝武士さん(高田川部屋)が新型コロナウイルスのため28歳で死去した。1971年には現役の横綱だった玉の海さんが27歳で急逝した。急性虫垂炎を悪化させ、突然の訃報は衝撃を与えた。
ボクシングでは1973年、現役の世界フライ級王者だった大場政夫さんが交通事故死。23歳だった。K-1では屈指の人気を誇ったアンディ・フグさんが2000年、白血病のため35歳で天国に旅立った。