工藤壮人さんを日本代表に招集 ザッケローニ元監督が追悼「献身的なプレーが目に焼き付いています」
サッカー元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が23日、21日に死去した元日本代表FW工藤壮人さん(享年32)へ、日本サッカー協会を通じて、追悼コメントを発表した。同氏は工藤さんを日本代表に招集。「工藤壮人選手の突然の訃報に接し、非常に驚いています。ここに謹んで哀悼の意を表します。彼の日本代表チームへの貢献、特に2013年の東アジア選手権での献身的なプレーが目に焼き付いています。日本代表は私の第二の家族です。彼のご家族や全ての関係する人たちと共にありたいと思います」と、偲んだ。
工藤さんは2日の練習時間外に体調不良を訴え、3日に医療機関を受診。検査の結果、水頭症と診断された。11日に手術を行ったが容体が悪化。17日から集中治療室(ICU)で治療に専念していた。水頭症は脳室に過剰な脳脊髄液がたまったために脳を圧迫し、さまざまな障害を引き起こす。