「Ｙｏｇｉｂｏ　ＷＥリーグ、ＩＮＡＣ神戸２－０大宮」（２３日、ノエビアスタジアム神戸）

　３試合を行い、初代女王のＩＮＡＣ神戸がホームで開幕戦に臨み、２－０で大宮に完勝した。日本代表ＦＷ田中美南（２８）が２得点を決め、今季就任した朴康造監督（４２）の下、２連覇へ好スタートを切った。

　開幕戦からエースが本領発揮した。田中が前半、後半ともに３５分にクロスを仕留めて２得点。「待ちに待った開幕で躍動できた」と笑顔を浮かべた。朴監督も「カップ戦、練習試合、代表戦と、いい流れで来ていたので今日もゴールを期待していた。やはりエースだなと思う」と強い信頼を示した。今季は２連覇とともに観客動員「１万人プロジェクト」を始動。開幕戦は３３３６人。田中は「友達、家族も巻き込んで足を運んでくれたらうれしい」と呼びかけた。