FC大阪、奈良クラブなどのJリーグ入会申請を承認 要件満たせばJ3昇格へ

 Jリーグは25日、理事会を開き、ラインメール青森、ヴィアティン三重、FC大阪、奈良クラブ、ヴェルスパ大分のJ3入会申請を条件付きで承認したと発表した。ホームタウン支援体制の確認が完了したクラブは、来月20日の日本フットボールリーグ(JFL)最終節(11月20日)後、1試合の平均入場者数と最終順位の要件を満たした時点で来季のJ3昇格が確定する。

 J3入会にはJFL4位以内かつ百年構想クラブのうち上位2位以内という要件を満たし、ホームの1試合平均入場者数が2千人を超えることが必要となっている。JFLは残り4試合で、現時点では2位FC大阪と3位奈良クラブが順位要件を充足している。

 奈良クラブは23日の鈴鹿ポイントゲッターズ戦でJFL歴代2位となる1万4202人を集め、既に入場者数の基準をクリアした。FC大阪は最終節のMIOびわこ滋賀戦で花園ラグビー場第1グラウンドを使用する予定となっており、Jリーグの大城亨太クラブライセンスマネージャーは「(1試合平均2千人の要件を)満たしていただけると思う」と見通しを述べた。

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