鎌田CL2戦連続ゴール!チームの敗退危機救った
「欧州CL・1次リーグD組、アイントラハト・フランクフルト2-1マルセイユ」(26日、フランクフルト)
第5戦が行われ、D組でアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)のMF鎌田大地(26)はホームのマルセイユ(フランス)戦でCL2試合連続ゴールとなる先制点を挙げた。フル出場で2-1の勝利に貢献した。MF長谷部誠はベンチ外。スポルティング(ポルトガル)のMF守田英正(27)は敵地のトットナム(イングランド)戦で後半16分までプレーし、1-1で引き分けた。勝ち点8のトットナムが首位で、スポルティングとEフランクフルトが同7とした。
負ければ敗退だった一戦で、鎌田がたくましい精神力を示した。開始3分、最初に訪れた好機で完璧なシュートを決め、欧州CL2試合連続ゴール。「今はチャンスがあれば、入れられる自信がある」と貫禄を漂わせた。
中盤の底からタイミングよく上がると、左からの折り返しを味方がスルー。これを受けて中央に進入し、力みのない右足のシュートを右隅に決めた。
強豪が集う最高峰の舞台でも平然と力を発揮できるのがすごみだ。厳しいスライディングタックルでボールを奪い、意表を突く股抜きパスで好機を演出。攻守の要として勝利に貢献し、最終戦でスポルティングに勝てば16強入りという状況にこぎ着けた。
CL2戦連発にも「(喜びは)全然ないですね。ブンデス(ドイツの国内リーグ)も挟んでいるんで」と素っ気ない。このふてぶてしさこそ、堂々たるプレーの源かもしれない。