磐田・遠藤保仁「素晴らしい雰囲気に感謝」かつての本拠地でG大阪相手にプレー

 「明治安田生命J1、G大阪2-0磐田」(29日、パナソニックスタジアム吹田)

 引き分け以下でJ2降格決定だった磐田は0-2で完敗。1試合を残してクラブ史上3度目のJ2降格が決まった。元日本代表MF遠藤保仁(42)はかつての本拠地で、初めてG大阪の対戦相手としてプレーした。

 5試合ぶりに先発した遠藤は中盤で攻撃のリズムを作ったが、チームは完封負け。後半14分には自身も決定機を外した。「シーズンを通しての結果。残留が最大の目標でしたけど、達成できなくて残念。自分たちの力不足」と受け止めた。

 久々のパナスタでのプレー。まずは大勢駆けつけた磐田サポーターに対し「目標を達成できなくて申し訳ない」と謝罪した。試合後には磐田サポーターへのあいさつを終えると、G大阪サポーターへもあいさつに向かった。「お世話になったクラブ。(シーズン)途中で期限付きで出て行ったのでなかなか関西であいさつができなかった。あいさつができたのはうれしかったですし、スタジアムに素晴らしい雰囲気を作ってくれて感謝しています」と古巣サポーターからの万雷の拍手に深々と一礼した。

 これでJ2降格が決定。「シーズンスタートからしっかりと、またJ1に上がれるようにやっていければ。チームとしても、個人個人としてもやっていければ」と話した。

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