神戸・大迫勇也の落選に「まさか」 神戸会見場に報道陣約50人 ライブ配信も中止

 日本代表・森保監督の口から神戸・大迫勇也の名前は呼ばれず、どよめくノエビアスタジアム神戸の記者室(撮影・吉澤敬太)
 この日のために会見場には新しい椅子が用意されたが、神戸・大迫勇也は選出されず、会見は行われなかった(撮影・吉澤敬太)
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 日本サッカー協会は1日、都内ホテルで会見を開いてW杯カタール大会(11月21日開幕)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。負傷の影響で3月以降の代表活動に招集されていなかった大迫勇也(32)=神戸=は選出されず、3大会連続のメンバー入りはならなかった。

 神戸はメンバー入りした所属選手がいた場合、ノエビアスタジアム神戸で選手が出席して会見を行い、ライブ配信する予定だった。しかし該当選手がいなかったため中止となった。集まった報道陣は約50人。選出が確実と見られていた大迫の名前が読み上げられず、スタッフ、報道陣からも「まさか…」の声が続いた。主役不在の会見場の空席がサプライズ落選の重苦しい空気に包まれた。

 大迫やかつて神戸に所属したFW古橋亨梧(セルティック)の落選について問われた森保監督は「これまでの我々の活動と、今選手が置かれている状況、コンディション。W杯での戦いというこの先を想像した時に今のベストということでFWだけではなくチーム全体を選ばせていただきました」と説明した。

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