36歳の長友佑都「出るだけで満足はしない」4度目W杯へ決意「あの悔しさを晴らす」
日本サッカー協会は1日、11月20日に開幕するW杯カタール大会に臨む日本代表メンバー26人を発表した。長友佑都(36)=FC東京=が4大会連続となるメンバー入りを果たした。本大会ではGK楢﨑正剛とGK川口能活の最多に並んだ。
メンバー発表後に都内で会見が行われた。長友は「4年前のロシアW杯の悔しい思いがよみがえってきた。この4年間、楽しいことだけでなく苦しいことつらいこともたくさんあった。絶対にあの悔しさをカタール大会で晴らすんだという気持ちでここまできた。やっとスタートラインに立てた。この大会では日本代表の躍進を自分自身がしっかりと貢献できるようにチームの結果に貢献できるように頑張ります」と決意を語った。
長友は2010年W杯後からイタリアのチェゼーナ、インテル、トルコのガラタサライ、マルセイユと海外を渡り歩いた。2021年9月にFC東京で11年ぶりとなる国内に復帰。日本代表ではW杯を3度経験し、歴代2位の国際Aマッチ通算137試合に出場してきた。
本大会での通算出場試合数では11で長谷部誠、川島永嗣と並ぶ。今回のW杯でピッチに立てば、日本人最多となる可能性もある。
「数字は意識していない。どれだけ日本代表に貢献できたかだと思う。出るだけで満足はしない」と長友。36歳が4度目の大舞台を迎える。