初のW杯へ堂安律「共に世界を驚かせましょう」年齢順発表にドキドキ 母との電話で「久々に緊張したわ」
日本サッカー協会は1日、都内で会見を開き、W杯カタール大会(11月20日開幕)に出場する日本代表26人を発表した。大きなサプライズはなく、主力が順当に名を連ねた選手選考。森保一監督は「ベスト8以上という目標を持っている」と掲げた。
初のW杯代表入りとなった堂安律(フライブルク)は、自身のインスタグラムを更新し、「カタールWorldCupのメンバーに選出され嬉しく思います。共に世界を驚かせましょう。応援宜しくお願いします」と、投稿した。
その後、「堂安律公式YouTubeチャンネル」で発表を待つ瞬間の様子を投稿。名前が呼ばれると、すぐに母から電話連絡が入り、「はいはい、ありがとう。緊張してんけど、しかもこれ年齢順って悪いわ、年齢順やったらこれ最後の方になるから。久々に緊張したわこんなに」と、ホッとした心境を明かした。
その後はインタビューで「あんまり寝れなかったですね。こういう緊張1番嫌いなんで、見ないでおこうと思ったんですけど、試合の緊張は自分がなんとかできるから好きな緊張だったんですけど、この緊張は自分が何もできない状態の緊張なんでみないでおこうかとも考えたんですけど、一生に数回あるかないかの緊張なので、しっかり自分の耳で生で聞こうと思ってました」と、率直な思いを吐露した。
最終予選では一時メンバー落ちする時期もあったが、巻き返し、夢舞台への切符をつかんだ。チームとしてベスト8以上を目標に掲げる本大会に向けて「点を取れる時に取る。多くのチャンスはこないので、全員が試合でくるワンチャンス、ツーチャンスを研ぎ澄ませながら試合に臨んでいく、チームの団結さ、意思統一が必要になるかなと思う」と、見据えた。その上で「あと、ベスト8じゃなくて、優勝ってしといてください。負けると思って大会に臨まないので、すごい馬鹿なこと言ってるなと思う人もいると思うけど、それを応援してくれるサポーターも日本にいると思うので、ベスト8と言わず、優勝を目指していいと思います」と力強く語った。