J1川崎・DF谷口彰悟 鼻骨骨折していた W杯では「バットマン」の可能性も
サッカーW杯カタール大会(20日開幕)に臨む日本代表DF谷口彰悟(31)=川崎=が6日、J1最終節のFC東京戦(5日、味スタ)で鼻骨を骨折したことを明かした。川崎市内の麻生区役所で行われた壮行会で「折れていました」と語った。
5日の試合後に川崎市内の病院を受診し、骨折の診断が下った。「ここからどう処置していくか、ドクターと話さないといけない」とし、患部を保護するフェースガードについても「処置次第では、つけてやらないといけないこともある」と見通しを語った。現在は多少の呼吸のしづらさや鼻血が出るなどの症状があるというが、『やれ』と言われればできる。あまり気にしていない」と気合をみなぎらせた。
W杯でのフェースガードと言えば2002年日韓大会で宮本恒靖氏(現日本協会理事)が着用し、「バットマン」として日本中の注目を集めた。
この日の壮行会には同僚のDF山根視来(28)と出席。約1000人のサポーターの前で「小さい時から夢に描いていた舞台。日本と川崎を代表して戦い、ベスト8以上を達成できるようにしたい」と意気込んだ。