日本代表・森保監督、W杯絶望の中山の代替招集は「DFの選手に限らず」 負傷の冨安は「復帰可能」

 サッカー日本代表の森保一監督(54)が7日、W杯カタール大会(20日開幕)に向けたドーハへ出発前の成田空港で取材に応じた。

 いよいよ本番まで約2週間。「本番に向けて楽しみな気持ちもありつつ、ただし、気持ちの中ではあまり普段と変わらず、W杯に向けてこれまで積み重ねてきた最善の準備を残された時間でやっていくということで、わりと落ち着いています」と、心境を語った。

 1日に発表した26人のメンバーから、DF中山雄太(ハダースフィールド)が直後の試合で右アキレス腱を負傷し、W杯が絶望に。代替招集については「中山に関してはW杯に出場できないということで、次の選手に来てもらうことを考えてます。けが人が出た場合、アクシデント出た場合、こうやっていくというのは議論重ねてきましたが、今、議論重ねて決めているところです。少々お待ちください」と語った。選出の基準については「DFの選手に限らず、選出していこうと考えている。結論は出している途中ではありますけど、いずれにしてもチームのために色んな想定をしたときに戦うオプションが広げられるということを考えていきたい」と、考えを明かした。

 3日の試合に右太もも裏を痛めて、状態が不安視されたDF冨安健洋(アーセナル)については「冨安については開幕までに、復帰可能だということで、長期離脱ではなく、W杯断念することなく、回復していいコンディションで臨めると聞いている。回復がうまくいくことを祈っています」と、強調した。

 帰国するのは12月になる。「できるだけ帰国はW杯期間中の一番遅いタイミングで帰ってきたいと思います。まずはW杯で結果を出して、皆さんにいい報告ができるように。多くのサポーターの皆さんと国民の皆さんと一緒に戦い、世界に挑んで、新しい景色を一緒に見て、一緒に喜びたいなと思ってます」と、決意を語った。

 Jリーグのクラブ所属選手は9日に離日し、欧州でプレーする選手は13日までの試合を終えてから現地で合流する予定。

 7大会連続出場の日本は1次リーグE組で、日本時間23日午後10時からの初戦でドイツ、27日午後7時からコスタリカ、12月2日午前4時からスペインと対戦する。

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