脳しんとうの日本代表MF遠藤航 チームメートの励まし投稿に「ありがとう!」

 8日に行われたドイツ1部リーグのヘルタ戦で頭部を強打し、負傷交代した日本代表MF遠藤航(29)=シュツットガルト=が9日、自身のインスタグラムのストーリー機能を更新。シュツットガルトの公式インスタグラムに投稿された試合後のロッカールームで自身の背番号「3」のユニホームを掲げて励ましを送るチームメートの写真をアップし、ドイツ語で「ありがとう!勝利おめでとう!」とメッセージを添えた。

 ヘルタ戦では相手選手と空中で競り合った際、頭同士を激しくぶつけて倒れ込み、後半37分に担架に乗せられ交代した。

 シュツットガルトは9日、遠藤の状態について「脳振とうの疑いがあるため病院で一晩過ごしたが、大事には至らなかった。この日のうちに退院する」と発表。ドーハへの出発前に成田空港で取材に応じた日本サッカー協会の反町康治技術委員長も、「(代表とクラブの)ドクター同士で連絡を取り合っている。最新の情報だと脳や頭蓋骨の損傷はない。脳の出血もない。いわゆる脳振とう」と明かした。

 日本代表に欠かせない中盤の要にはネット上でも温かな励まし、一日も早い回復を願う声が続々と寄せられている。

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