鈴鹿カズ 55歳259日でゴール 兄の泰年監督も太鼓判「本当に60までやるんじゃないかな」

 前半、今季2点目となる同点ゴールを決める鈴鹿・三浦(右) 
 ゲーム主将として22試合ぶりに先発した鈴鹿・三浦(左)
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 「JFL、鈴鹿1-2FC大阪」(12日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)

 日本フットボールリーグ(JFL)第29節が開催され、鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良(55)が5月15日のホンダFC戦(三交鈴鹿)以来、リーグ戦22試合ぶりに先発。前半にヘディングで今季2点目を決めた。カズはこの試合のゲーム主将も務め、自らの持つJFLの最年長出場記録と最年長得点記録を55歳259日に更新した。

 10戦連続で途中出場していたカズがホーム最終戦で半年ぶりに先発。赤いキャプテンマークを巻いてピッチに立つと期待に応えた。1点を追う前半24分、MF中里の左CKをニアサイドのDF今井が頭でコースを変えたボールに反応。ゴール前に鋭く飛び込み、ヘッドで合わせた。

 兄の鈴鹿・三浦泰年監督(57)はカズを先発起用したことについて「ホーム最終節に間に合わせて先発で起用できるコンディションにあるのかどうか。この試合でお見せすることができれば、この鈴鹿という街がサッカーの街として成長していく中で、すごい日になるんではないかと思っていました。彼のコンディション次第では先発でいけるところまでと考えていました」と説明した。

 10月30日の枚方戦(たまりく)での今季初ゴールはPKだったが、今回はCKからゴール前で鋭い動き出しを見せてのゴール。「リスタートでああいう反応を見せるということは、これで本当に60までやるんじゃないかなと思いましたね。当分引退しないんじゃないかと思います」と現役続行に太鼓判を押した。

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