サッカーのスペイン１部バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は１３日、スペイン紙スポルト（電子版）の独占インタビューに応じ、昨年８月に退団したＦＷリオネル・メッシ（３５）＝パリ・サンジェルマン＝のバルセロナ復帰の可能性について問われ、「彼はバルセロナが自分のホームのようなものだと分かっている。だが、レオについては別のチームの選手であり、話さないようにしている。バルセロナの歴史の中で最高の選手だったとしか言えない」と語った。

　ラポルタ会長はこれまで、「メッシのバルサにおいての章がまだ終わっていないことを願う」「彼のキャリアの最後がバルサのシャツであることを望む」など、将来的な復帰を希望する発言を繰り返してきた。今回は従来に比べて、慎重な表現にとどめた形だ。

　メッシはパリ・サンジェルマンと２年契約を結んでおり、２０２３年６月に契約満了を迎える。