フランクフルト長谷部誠 今後についても言及「学びたい意欲がなくなった時にはスパッと辞める」

 「親善試合、G大阪2-1Eフランクフルト」(19日、パナソニックスタジアム吹田)

 ドイツ1部アイントラハト・フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠(38)はG大阪との親善試合で1点リードの後半29分から途中出場。出場後に2点を奪われて逆転負けした。

 10月に左膝を負傷した長谷部は16日の浦和戦(埼玉)に続き、後半途中からの出場となった。そこから2点を失っての逆転負けに「今日は僕自身、100%でプレーできなくて、失点のシーンも普段100%だったらしっかりカバーをできるところをちょっと抑えて、行かずにいた時にPKを与えた。サッカーというのは常に100%でプレーしなければ相手にやられるスポーツだということを改めて個人的には学びました」と振り返った。

 07年までの浦和時代にタイトルを何度も争ったG大阪とパナスタで初めて対戦した。「吹田のこの素晴らしいスタジアムでガンバさんのサポーターは90分間ずっと歌いっぱなし。僕自身も感銘したし、選手たちもすごいなと言っていた。こういう素晴らしい雰囲気の中で試合ができたことはすごく良かった」と思いを語った。

 来年1月には39歳となる。オリバー・グラスナー監督(48)は長谷部の今後について「どのような今後を形づくっていくのかということに関しては本人が決断がする。マコトがまだプレーヤーとして何年かやりたいということであれば、やってもらいたい。素晴らしいプロフェッショナル精神の持ち主」と信頼を強調した。

 長谷部も今後について言及。「基本的に自分自身もこういう年までプレーするとは思っていなくて、実際30歳を過ぎてからはずっと1年契約を延長するような形で来ている」と説明する。そして「僕自身はそんなに先を考えていなくて目の前の自分のプレーに集中するというか、プレーヤーとしてのやらなければいけないことに集中してこれまでもやってきたし、これからもやっていこうと思うので。そんなに長いスパンで自分がいつまでやろうとは考えていない」とスタンスを語る。

 その上で現役を続ける判断基準をこう示した。「判断の基準としてはサッカーを楽しむ部分だったりとか、もっとうまくなりたいとか、成長したい。実際、若い選手たちと一緒にやっている中で学ぶこと、勉強することが多くある。学びたいという意欲、そういうものが選手としてなくなった時にはスパッと辞めると思います」と語った。

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