INAC神戸・田中美南 W杯ドイツ戦勝利に刺激「自分たちも大舞台で結果を」
サッカー女子プロリーグ「Yogibo WEリーグ」のINAC神戸が1日、神戸市東灘区の神戸レディースフットボールセンターでちふれ埼玉戦(4日・ノエスタ)に向けて練習を公開。日本代表FW田中美南(28)はW杯カタール大会での日本代表のドイツ戦勝利に刺激を受けたことを明かした。
今季開幕から3戦連発、4得点で得点ランク首位に立つ田中。「調子は良い方。今季、監督はアグレッシブにと言っていて、守備もなるべく高い位置から奪えるようにやっている。高い位置から攻撃にいける」とシュート機会が増えたことを結果につなげている。
なでしこジャパンとして来年のW杯(オーストラリア・ニュージーランド共催)への出場を目指す田中は、カタールW杯も当然チェックしている。「ドイツに勝ってこれだけ日本中も注目度が上がりましたし、世間のイメージとは逆をついたら注目度は上がるんだなと思った」と日本代表の歴史的勝利で実感する。
女子はスペイン、コスタリカ、ザンビアと同組に決まった。本大会へ向け「大舞台でドイツに勝つということはすごいし、この先ずっとすごかったねと言われる結果だと思う。代表は結果が大事なので、自分たちもその大舞台で結果を出せるようにやっていかないとなと思います」と気合を見せた。
チームは10月30日の千葉戦以来、1カ月ぶりのノエスタでの試合を迎える。当日は「ウインズ神戸・ウインズ姫路DAY」として競馬界とコラボが実現。サラブレッド、ポニーへの乗馬体験イベントなども開催される。