カズ 来季所属先候補にポルトガル2部浮上 移籍実現なら海外5カ国目
サッカー元日本代表FWで、去就が注目される日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良(55)の来季所属先候補として、ポルトガル2部オリベイレンセが浮上していることが8日、関係者への取材で分かった。7日に日本を離れ、現地を視察して監督の起用方針や施設など環境面を確認するという。
オリベイレンセは、11月に三浦の保有権を持つ横浜FCの親会社が株式の過半数を取得して経営権を持つ。移籍となればブラジル、イタリア、クロアチア、オーストラリアに続いて海外5カ国目となる。
キング・カズは今季、来年1月までの期限付きで兄・泰年氏が監督を務める鈴鹿に加入し18試合に出場した。10月30日、ティアモ枚方戦でPKによる初ゴール。11月12日、FC大阪戦ではヘッドでリーグ2得点目をマークした。リーグの最年長得点、出場記録を55歳259日と大幅に更新。カズ・ダンスでも会場を盛り上げた。
鈴鹿は契約延長を望んでおり、近く交渉する予定。ただ、新スタジアム建設が白紙となるなど、カズも目標とするJ3昇格は厳しい状況となっている。