ブラジルの16歳新星がレアル入り内定か 神童エンドリッキ、移籍金は86億円超
サッカーU-20ブラジル代表のFWエンドリッキ(16)=パルメイラス=とレアル・マドリード(スペイン)の契約が事実上決まったという。移籍情報に詳しいイタリア人記者の情報を基に、スペインの複数メディアが9日までに報じている。
現地報道によると、エンドリッキの家族が将来性を考えて移籍先を選定。レアル・マドリードは移籍金として6000万ユーロ(約86億3000万円)を所属クラブのパルメイラスへ支払うことになる。カタールW杯に出場しているブラジル代表FWビニシウス(22)=レアル・マドリード=と同じ代理人会社であることも決定に影響を与えていると考えられる。
残っているのは書類手続きのみで、近く正式発表される見通しだが、正式にチーム加入するのは18歳の誕生日を迎える2024年7月21日。それまではブラジル国内でプレーを続ける。
エンドリッキは早くから将来性を買われていた新たなブラジルの有望選手。今年5月にプロ契約を結び、10月には16歳2カ月でプロデビュー。レアル以外にも、バルセロナやPSGなど複数の欧州トップクラブが獲得に動いていた。