【ドーハ共同】国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループ(TSG)は12日、W杯カタール大会でGKのPKセーブ率が、前回ロシア大会の25%から34%に上がったと発表した。PK戦を除けば36%となり、前回の17%より大幅に上昇したデータも公表した。
今大会はポーランドのシュチェンスニが1次リーグの2試合でPKをストップ。クロアチアのリバコビッチが日本戦を含めてPK戦でW杯記録に並ぶ計4本を止めている。TSGメンバーで元コロンビア代表GKのモンドラゴン氏は「ビルドアップに積極的に参加するなどGKにとって素晴らしい大会になっている」と評価した。