キングカズ「40年前のF1車で今のF1レースに出ているようなものですから」
日本フットボールリーグ(JFL)・鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良(55)が22日、大阪府内での自主トレの午前練習後に取材に応じた。オファーを受けているポルトガル2部オリベイレンセへの移籍について「前向きには考えていますよ」と強調した。
12日から開始した大阪合宿は23日に打ち上げる。当初、クリスマスまでには去就がはっきりするとしていたが、年越しが濃厚となった。シーズン中のポルトガルに移籍するには試合ができる状態で合流する必要があり「体と頭、フィジカル面と精神面、本当にこれで5カ月間いけるのか、しっかり考えないと」と話した。
23日に自主トレを打ち上げ、入念にメディカルチェックを行う。「車でいえばね、40年前のF1の車で今のF1のレースに出ているようなものですからね。いろいろメンテナンスが、毎回毎回ものすごいいろんなチェックが入らないとレースに出られないんでね。普通の選手とは違うところ」と独特の表現で説明した。
年明けにトレーニングを再開し、手応えを確認しながら移籍への最終判断をすることになりそうだ。