キングカズ、来季去就は年明けに結論 大阪合宿打ち上げ「充実した楽しい1年」
日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良(55)が23日、大阪府内での12日間の自主トレを打ち上げた。今季、横浜FCから鈴鹿に期限付き移籍して18試合2得点。「本当に充実した楽しい1年」と総括した。
今季出場機会を求めてJFLに初挑戦したカズ。「鈴鹿ポイントゲッターズには良い結果は得られませんでしたけど、非常に集中した毎日、サッカー中心の生活を1年間できた。素晴らしい仲間とも出会えたので、本当に充実した楽しい1年でしたね。ここ2、3年に比べたら数段試合に、天皇杯にも出られましたし、リーグ戦にも出られた。満足という部分まではいかないですけど、非常に充実していた」と振り返った。
現役選手として試合に出ることの意味を改めて強調した。来季はオファーを受けているポルトガル2部オリベイレンセへの移籍へ前向きだが、シーズンを終えたことで状態に不安を抱える。
大阪合宿を終え、メディカルチームと、シーズン中のポルトガルに合流することが可能かチェックをして年明けにも結論を出す。近日中に兄でもある鈴鹿の三浦泰年監督とも話し合いの場を持つ予定だ。
2月に56歳となる23年。「まあいつも通り。サッカーを中心に。トレーニングと試合という日々を送りたいですね。たまにデートもしたいですね、女性とね」と笑いながら締めた。