上田綺世がW杯後初の公式戦 W杯では「貢献できていない」「ジレンマがある」

 「ベルギー1部リーグ、メヘレン1-1セルクル・ブリュージュ」(23日、メヘレン)

 W杯による中断から再開し、セルクル・ブリュージュの上田綺世(24)はアウェーのメヘレン戦に1-0の後半22分まで出場した。リーグ戦3試合連続ゴールはならず、試合は1-1で引き分けた。

 2トップの一角で先発した上田だが好機は少なかった。チームは退場者を出した影響もあって追い付かれ、再開初戦を白星で飾れず「1人足りないというのは大きな差」と悔やんだ。

 W杯では、コスタリカ戦の前半のみの出場に終わった。「チームとしては最低限、日本の力を発揮できたと思う。ただ自分がそこまで貢献できていないのは分かっているので、ジレンマがある」と率直に話した。24歳のFWは「W杯を一度経験したからこそ、よりそこへの思いが強くなった」と4年後を見据えた。

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