INAC神戸・浜野まいか 来年1月に海外挑戦「夢に向かうため」涙ながらにあいさつ

 海外挑戦を発表し、涙ながらにメッセージを読み上げるINAC神戸FW浜野
 海外挑戦を発表したINAC神戸FW浜野
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 サッカー女子プロリーグ「Yogibo WEリーグ」のINAC神戸は25日、日本代表FW浜野まいか(18)が退団して来年1月から海外初挑戦することを発表した。移籍先は年明けにも発表される。

 INAC神戸はこの日、ホームのノエビアスタジアム神戸で長野と対戦。1-0で勝利した後のスタジアムでサポーターに報告した。浜野は長野戦ではメンバー外だった。

 海外挑戦することを報告し、自らの思いをしっかり伝えたいと何日もかけて書き上げたメッセージを涙ながらに読んだ。シーズン中の退団となるだけに決断は簡単ではなかった。「リーグや皇后杯のある中での退団になったので自分の心と向き合いたくさん悩みましたが、夢に向かうため大きくなるためチャレンジする決断をしました。チャレンジするという決断がでいたのは家族、仲間、INACというチームのおかげです」と周囲に感謝した。

 元々海外でプレーしたい思いを抱いており、自身の夢と成長のために決断した。「なでしこジャパンに入るというより、なでしこジャパンを強くするためにはどこで今自分がプレーすべきなのかなということを考えた。自分が成長するチャンスがあると思ったから決断しました」と説明した

 浜野は8月のU-20女子W杯コスタリカ大会で日本の準優勝に主力として貢献した。得点ランキング2位となる4得点でシルバーブーツを獲得。そして8ゴールで得点王となったスペインFWガバーロを抑えて大会MVPに選出された。その活躍もあり、海外からも注目され、18歳にして獲得オファーが届いた。

 朴康造監督は「自分の力で海外移籍を勝ち取ったという流れがあったので、チームでつなぎとめるというよりも、社長とも話をして彼女の挑戦を応援してあげたい」と送り出す思いを語った。

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