城彰二氏 8強逃した森保監督続投を疑問視「新しい景色って言って結果出てない」「はぐらかされるのすごい嫌」
サッカー元日本代表の城彰二氏が21日に配信された同じく元日本代表の前園真聖氏がメインレギュラーを務めるYouTubeチャンネルの動画に出演。カタールW杯16強入りを果たした日本代表の森保一監督の続投に疑問を投げかけた。
松井大輔氏、三都主アレサンドロ氏による4人での対談の中で、「ベスト8の壁を越えるには?」をテーマにした話の中で、4年ごとに違うサッカーとなる現状を問題視。「コンセプトがバラバラなのよ、日本って。日本はどういう風なサッカーがしたいのかっていうまず大きなベースがあって、そこにプラスアルファできる監督とかコーチとか、じゃあ育成はどうしていくのか、一回骨組みを全部決めないと。4年も掛かって、また違うサッカーってなると思うんだよね。もう1度、協会もね、田嶋さんが悪いと思うんだけど」と語ると、他の3人は苦笑いだったが、「こうサッカーやりますよ、日本はって打ち出さないと。やらないじゃん、いっつも」と続けた。
「じゃあ、森保監督の続投ですか?」と問われたが、これには「いや、続投はしない」とキッパリ。目標だった8強に届かなかったことに「一番の目標って何だったのって考えると、ベスト8なのよ。新しい景色を見に行くって言ってやったの。でも結果は出てないの。だけど、日本人の特徴というか、すごいことなんだけど、ドイツ、スペインに勝ったからいいじゃない、で終わっちゃってる。そこをはぐらかされるのがすごい嫌」と指摘し、「森保さんが続投させるなら、アドバイザーで経験値の高い外国の人を入れたらいい。森保さん1人じゃ無理だし、あのコーチ陣じゃ無理。世界経験してないんだもん」と、厳しかった。