W杯 追い込まれた吉田麻也を救った一曲は「ファイト!」町野修斗の演出と予想
サッカーW杯カタール大会の日本代表・吉田麻也が29日、TBS系「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ第7弾 歌詞特化型音楽番組!!」に出演。大会期間中に中島みゆきの「ファイト!」を聞き、心が奮い立ったことを明かした。
ドイツには劇的勝利を飾ったが、2戦目のコスタリカ戦は自身のクリアミスも絡んで失点し、敗戦を喫した。「4年間の積み重ねがたった1試合、ワンプレーで否定されるのか。恐怖もあるし、1週間弱でW杯が終わってしまう不安もあるし…」と吉田。
「ファイト!」は決勝トーナメント進出をかけた3戦目のスペイン戦への調整期間で、ジムでウォーミングアップしている際に流れたという。
「ファイト!闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう ファイト!冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ」。
吉田は「この歌詞が流れながら僕はストレッチをしていて、僕のとそのときの状況チームの状況、闘ってるけどあざ笑われているような状況。コスタリカに負けているから。手の平を返されたはずなのにまた返されて、でも震えながらのぼっていかなきゃいけない」と語り、歌詞と自身の心情が重なったという。
曲は選手がスピーカーを使ってかけていたと言い、「狙ってかけていたんですかね。たぶん、町野とか若井選手が担っていたはずなんですよ。今のこの感じに必要と感じたのかもしれない」と、チームを影で支えていた町野修斗の“演出”と予想していた。