Cロナウド サウジアラビア移籍決断 アル・ナスル正式発表「歴史的な出来事」
サウジアラビアのアル・ナスルFCは31日、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)と契約を結んだと発表した。複数の報道によると、契約は2025年の夏まで。
ロナウドはポルトガル代表の一員として出場したカタールでのワールドカップの大会期間中の11月にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとの契約を解除。英紙に掲載されたインタビュー記事の中でクラブやテンハグ監督を批判したことに端を発し、クラブ側が対応を検討。移籍先が注目されていた。
アル・ナスルは首都リヤドに本拠を置く人気クラブで国内リーグ優勝9回の強豪。チームはこの日、公式ツイッターで背番号7のユニホームを手に笑顔を見せるロナウドの画像とともに「歴史的な出来事です。この契約はわれわれのクラブがさらなる成功を収めるためだけでなく、われわれのリーグ、国内、そして、未来の少年少女たちが最高の自分になるための刺激となる」と、バロンドール5回受賞のレジェンドの加入の意味をつづった。
ロナウドの年俸に関しては、米スポーツ専門局ESPNはこの日、1年あたり7500万ドル(約98億3000万円)と報道。しかし、11月の時点でスペイン紙マルカは2年半の契約で「給与と広告を含めると1シーズンあたり2億ユーロ(約280億円)の収入を得ることが予想される」と記述し、英紙タイムズ電子版などは1年平均1億7300万ユーロ(約242億2000万円)と伝えていた。