国見が17大会ぶり3回戦進出 1回戦から2試合連続PK戦制す GK今村が奮闘
「全国高校サッカー選手権・2回戦、国見0(PK4-3)0尚志」(31日、ニッパツ三ツ沢球技場)
6度の優勝を誇り、12大会ぶり24度目の出場となる国見(長崎)が0-0でのPK戦の末に尚志(福島)を破った。
国見は1回戦でも北海(北海道)を1-1から突入したPK戦で6-5と退け、13大会ぶりの白星を挙げていた。初戦で2本のPKを止めたGK今村泰斗(3年)が、この日も「1本か2本止めれば仲間が決めてくれる」と信じ、見事に1本をストップして17大会ぶりとなる3回戦進出に導いた。
試合では何度も失点のピンチを迎えたがゴールは与えず。2試合連続PK戦での勝利に持ち込んだ。木藤健太監督は「(決定機を作られても)最後のところはブロックにいけていたのが0で抑えられた要因。欲を言えば、もっと自分たちの時間を作りたかった。でもあの(相手の)攻撃力に対して組織的に守れた」と振り返った。
3回戦は前回王者の青森山田と対戦する。