“補強禁止”のJ2磐田 レンタル杉本健勇の完全移籍発表 ネット困惑「これはいけるんや」
サッカーJ2磐田は4日、浦和から期限付き移籍していたFW杉本健勇(30)が、2023年シーズンから完全移籍で加入することが決定したと発表した。
期限付き移籍だった昨季は磐田でリーグ戦30試合に出場し、1得点。クラブを通じ「昨シーズンは最後まで声援ありがとうございました。悔しい結果に終わり、チームを降格させてしまったこと、責任を感じています。このままでは終われないと、必ず1年で昇格し闘えるチームにしたいと思います。応援よろしくお願いします」とコメントした。
磐田は昨年10月、コロンビア出身のFWゴンザレスとの契約が規則違反とされたため、FIFAから今後2度の移籍期間で選手の新規登録を禁じられたと発表。制裁を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴していたが、12月23日、申し立てが認められず、上訴を棄却する流れとなっていた。
“補強禁止”の厳しい状況となっていただけに、サポーターは歓喜。「頼むよ」「ジュビロをJ1に戻してください!」「諦めていたからめっちゃうれしい」「よく残ってくれた」「健勇がんばれ」と期待のコメントが並び、「完全移籍」「ジュビロ」「健勇」がトレンド入りした。
一方で「補強禁止」もトレンド入り。ネットでは「補強禁止だけどこれはいけるんや」「どこまでがOKなの?」「期限付きを完全移籍にする補強はできるのね」などと困惑するファンも多かった。