大津が2大会連続4強 GK西「絶対に止めてやると決めていた」前橋育英にPK戦勝利

 PK戦で前橋育英に勝利して喜ぶ大津イレブン
 PK戦で前橋育英の2人目を止める大津・GK西
 後半、レッドカードを掲示される前橋育英・小池(9)
3枚

 「全国高校サッカー選手権・準々決勝、大津0(PK5-4)0前橋育英」(4日、浦和駒場スタジアム)

 大津(熊本)がPK戦の末に夏の全国高校総体王者の前橋育英(群馬)を破り、2大会連続で4強を決めた。

 昨季も同じ準々決勝で前橋育英と対戦し、1-0で勝利しておりリベンジは許さなかった。山城朋大監督は「10回やって3回勝てるかなという相手に出足よく勇気を出していこうと言っていた。良いゲームができたと思います」と総括した。

 序盤から互いに攻め合う展開ながら得点は奪えず前半を折り返した。後半もお互い譲らない中、同18分に相手MF小池直矢(3年)が2枚目のイエローカードで退場し、数的有利となった。大津が決定機を作り出す場面も増えたが、相手の粘り強い守備を崩しきれず0-0でPK戦に持ち込まれた。

 それでもPK戦では勝負強さを発揮。前橋育英の2人目をGK西星哉(3年)が止めて大津はキッカー全員が成功し勝利した。西は「結局メンタルなので絶対に止めてやるというのは決めていた。チームも応援の人もここまで来てくれたので」と振り返った。

 昨季は決勝で青森山田に敗れ準優勝。今季こそ悲願の初優勝を狙う。

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