三笘に駆け寄った田中にピッチ上の日本代表も涙寸前「ヤバかった」 田中「堪えられなかった、俺」
サッカーW杯カタール大会に出場した日本代表の田中碧が4日、フジテレビ系で放送された「ボクらの時代」に同じく日本代表の権田修一、谷口彰悟とともに出演。W杯の舞台裏などについて語った。
日本代表は決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦でPK戦の末、惜敗。悲願のベスト8進出を逃した。
権田はピッチの上では泣かないと決めていたというが、PKを外した三笘薫に涙をこらえながら駆け寄り、寄り添い続けた田中の、二人の映像を見るたびに、「あー、ってなる」と泣きそうになってしまうことを告白。「正直、今だから言うけど、薫が外したじゃん、碧が(その薫に)寄ってきたじゃん、俺もうヤバかった」とGKとしてPK戦を戦いながら、泣きそうになっていたことを打ち明けた。
田中は「堪えられなかった、俺はもう…」「俺もう、あの時…、泣いちゃいけない、まだ負けてないから、泣いちゃいけないんですよ、でももう、目はブルンブルンで」とまだ負けてない、負けてないんだから、と言い聞かせようとしても涙でウルウルだったことを告白。「だからもう、俺、(メンバーの列に三笘を)返してから、すぐ逃げたっす。このままいったらもうダメだった」と振り返った。
権田は「薫が外しちゃって、戻ってきたじゃん、その時、俺、ゴールに向かうタイミングで。ちょうど碧が(三笘に)向かってくのが見えて。碧と薫の関係性もあると思う…。碧のあの姿と、負けた直後の碧の泣いてる表情、あれ見ると、何か、泣くってのも悪くないんだな、って思った」と話していた。