岡山学芸館「歴史変わる」 県勢初の日本一へ高原監督自信「ベストメンバーで行ける」
全国高校サッカー選手権の決勝(9日・国立競技場)を控えた東山(京都)と岡山学芸館(岡山)の両校が8日、最終調整。岡山県勢として初の日本一を狙う岡山学芸館・高原良明監督(43)が決戦を前に思いを語った。
横浜市内で約2時間の最終調整を終えた岡山学芸館。高原監督は「リラックスしてやっている。明日はベストメンバーで行けると思う」と決戦を前に選手たちへの信頼と、チームへの自信を示した。
東山に対しては「個人個人の技術もしっかりしている。攻守の切り替え、守備もしっかりしている。手堅いチームという印象」と警戒を強める。それでも「コンセプトは『縦に速いボールポゼッション』。常にゴールに向かってという意識で」と自慢の攻撃的サッカーで打開する考えだ。
優勝すれば岡山県勢初の快挙。「岡山のサッカーが変わると思う。地方の学校から日本一を取れると証明できれば子供たちへの勇気、モチベーションになる」と歴史を刻む1勝へ、強い思いで決戦へと臨む。