岡山学芸館が岡山勢悲願の初V 東山を3-1で撃破 MF木村が値千金の2G

 後半、ヘディングで勝ち越しゴールを決めた木村匡吾(左)とともに喜ぶ岡山学芸館イレブン(撮影・伊藤笙子)
 後半、ヘディングシュートで勝ち越しゴールを決めた岡山学芸館・木村匡吾(撮影・伊藤笙子)
 後半、勝ち越しゴールを決めた岡山学芸館・木村匡吾(撮影・金田祐二)
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 「全国高校サッカー選手権・決勝、岡山学芸館3-1東山」(9日、国立競技場)

 岡山学芸館が3-1で全国高校選手権初優勝を飾った。岡山県勢としても初の頂点となった。東山(京都)は京都勢55大会ぶりの優勝はならなかった。

 序盤からボールを思うように握れない中でもカウンターからチャンスを作るなど効果的に攻めた。前半25分、FW今井拓人(3年)が右サイドを抜け出すと、そのままクロス。ペナルティエリア中央で相手ディフェンスがクリアしきれずオウンゴールを誘発し、先制点を奪った。

 だが、1-0の同44分に右サイドから崩され同点を許し、1-1でハーフタイムを迎えた。

 岡山学芸館は徐々にボールを保持し、敵陣でのプレー時間を増やした。後半7分には、左クロスをMF木村匡吾(3年)がヘディングシュートで豪快に決めて逆転した。リード後は完全にペースを取り戻し、同14分には失点のピンチも迎えたがしのいだ。

 同39分には右サイドのロングスローのこぼれ球を逆サイドでフリーになっていた木村がこの試合2点目で勝負を決めて初優勝に導いた。

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